災害時のお役立ち①

水害や地震による災害が起きますと、
建物に大きな被害をもたらします。
そこから、
再建するにあたってどうしたらいいのか?
必要なことはなんだろう?
どこから手を付けたらいいのか?
など途方に暮れることが
あるかもしれません。
でも、大丈夫です。
そういった被害時に必要なことを
押さえておけば一歩一歩、
前へ進むことが出来ます。
ここでは災害後に出来ることを紹介します。
お家が被害にあった場合
水害でお家が、床上まで浸かってしまった!
地震で建物が半壊している!
などの時に申請してほしい書類が
市町村で発行する「罹災時証明書」です。
火災保険の請求や、税金の減免などに使います。
発効までに時間がかかることもあるようですが、
受付開始については、
広報紙やホームページなどで
確認してから申請します。
申請にあたって事前に準備することは
被害にあったお家の写真を、
こんなに? というぐらい
たくさん撮っておくことです。

撮影の仕方は
- 東西南北、あらゆる角度から撮影
- 全体が分かるように撮影
- 建物の内部、外部も撮影
- 破損個所を撮影
これは通常の火災保険の請求でも同じです。
罹災証明書の認定となったあとに、
以下の支援を受けられることがあります。
支援制度
- 災害救助法による応急修理制度(業者に直接支払われる・使う際は事前に市町村に確認)
- 被災者生活再建支援法による被災者生活再建支援金(最大100万円)
- 被災者生活再建支援金に応じて、追加で加算支援金がある(最大200万円)
制度利用にあたっては、条件などがありますので
事前に市町村に確認をしておくことが大事です。

いずれにしても、自分から申し込まないと支援を受けられません。
期限もありますので、申請忘れがないようにご注意ください。
災害に備えて準備することも大事ですが、
どんなに準備しましょう!と呼びかけても
全員が全員、出来ないこともあります。
そう考えた時に、逆の発想で
何も準備していない中で
どこまで災害に対して対応出来るのか、
また乗り越えられるのかを考えるのも
災害対策の一つとして
役立つのではと思いました。
小さなことでも何かの役に立てば嬉しいです。
それでは今日も一日、いい日でありますように!